「ゼンショー」を相手取り、首都圏青年ユニオンと組合員の福岡淳子さん(43)が損害賠償など362万円の支払いを求め提訴しました。
提出された訴状によると同社は06年7月から、アルバイトの解雇撤廃や時間外手当を求めて「すき家」で働く従業員が加入した同労組との団体交渉に応じてきて、一定の労働環境改善を進める姿勢を見せてきたそうです。
でも07年2月に突然団体交渉を拒否し、中央労働委員会などが同労組の申し立てを受け団交を行うように命じたそうですが、それでも応じていないそうです。
提訴した側の代理人である笹山尚人弁護士の話では、「中労委の命令を無視して話し合いのテーブルにもつかないという姿勢は極めて異例と言えるでしょう。
どれだけ上から目線で会社を経営しているのかが、こういうニュースを見ていると分かってしまいます。従業員は、大切にしないといけませんね。従業員をてなずけてしまうのではなく、きちんとケアして、不満を取り除かないと。