イタリアの大地震は、現在では被害者が207人まで膨らんでいます。
丸一日たったわけですが、最初は50人くらいだったのに、どんどん増えていきました。
死者207人に=15人不明、救助難航-伊地震
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090407-00000170-jij-int
揺れの強い余震も引き続き起きているようで、救助活動もままならない状態です。
そんな中震源地に近いラクイラという場所で、倒壊したアパートから学生が
23時間ぶりに救助されたという情報が入ってきました。
この学生は建物の下敷きになっていたそうですが、健康状態に特に問題はないそうです。
ラクイラの町にほど近いオンナという人口が250人ほどの村では、
死者が39人にのぼったそうです。
非常に強い揺れが起きた今回のイタリア地震ですが、
崩れた建物の下敷きになっている人はまだいるそうです。
救助される人の人数は、時間を追うごとに少なくなっていくと思われ、
一刻も早い救助活動をしなくてはいけません。
それにしても美しい中世の時代を色濃く残す建造物が沢山あるイタリアで、
こんなに大きな地震が起きてしまうなんて、予想もしませんでした。
実際に長い間地震が起きる事がなかったから、
昔の建物が現在まで残っていたという事ですよね。
崩れてなくなってしまったなんて、残念に思うとともに
自然の脅威を思い知らされる出来事です。